伏尾台でみられる 春の花たち1
2017年4月7日
伏尾台でみられる 春の花たち1
4月の初め、伏尾台周辺を歩くと、寒い冬を越してきた花たちが一斉に咲き始めています。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/kohakobe20170326-1.jpg)
まずは、春の七草でも知られるハコベです。花弁が10枚あるみたいですが、根元でくっついているので実際は5枚です。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/orandamiminagusa20170326-1.jpg)
花が上の方に固まっているのはオランダミミナグサです。名前の通り、ヨーロッパ原産の帰化植物です。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/hotokenoza20170326-1.jpg)
この奇妙な形の花もよく見かけます。シソ科のホトケノザです。ホトケノザというとやはり春の七草を思い浮かべますが、春の七草でいうホトケノザはコオニタビラコという別の種類です。茎を丸く取り巻く葉がいかにも仏の座という感じを与えます。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/himeodorikosou20170328-1.jpg)
これもシソ科の花で、ヒメオドリコソウといいます。やはりヨーロッパ原産の帰化植物で、現在では世界中に広く分布しています。よく見ると、ホトケノザと花の形が似ています。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/ooinunofuguri20170326-1.jpg)
オオイヌノフグリという奇妙な名前がついています。小さな花ですが、青色が目立つので野原一面に咲いていると、まるで満天の星を連想させます。実は、この花も西アジア原産の帰化植物です。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/tachiinunofuguri20170402-1.jpg)
小さくて目立たない花ですが、拡大するとオオイヌノフグリとよく似た形の花です。タチイヌノフグリといいます。これもヨーロッパ原産の帰化植物です。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/murasakisagigoke20160430-1.jpg)
これはムラサキサギゴケといいます。野原でいっぱい咲いているところを見かけます。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/tokiwahaze20170403-1.jpg)
こちらはトキワハゼといいます。ムラサキサギゴケに似ていますが、少し小型の花です。伏尾台のマンションの庭にはたくさん生えていました。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/tanetsukebana20170326-1.jpg)
稲作の準備で、種を水に浸ける季節がちょうとタネツケバナが咲くころ。そんな理由で名付けられたと言われています。道端でも畑の畔道にもいっぱい咲いています。
![伏尾台でみられる 春の花たち1](https://fushiodai.dekuras.com/wp-content/uploads/nazuna20170402-1.jpg)
ナズナ、別名をペンペングサといいます。よく「ペンペングサも生えない」といって荒れ地を例えますが、そんな荒れ地でも育つ力強い雑草です。種が三味線のバチに似た逆三角形をしていて、これを振るとペンペンと音がするからと言われていますが、私自身はまだ試したことがありません。