イチョウ並木の落葉清掃と焼き芋大会
2017年12月5日
落葉清掃
この数日来の寒さでイチョウの黄葉はうんと進みました。ほそごう学園の1年生、2年生の児童たちが11月16日(木)地域学習の一環として、9:30~11:30まで伏尾台のイチョウ並木の落葉清掃にチャレンジしてくれました。
晴天、穏やか日和、児童たちは北公園から4組に分かれ、沿道の方達や多くの地域の方達の参加を得て一斉にスタートです。喜び勇んで持ち場へ向かう児童たちの顔は輝いています。軍手をして、初めて箒を使う児童も、しゃがんで1枚づつ拾う子もいて、それはもう賑やかなことです。
今年は、イチョウの落葉時期が遅く、沿道の中には箒で叩き落としてくださる住民の方もおられ、児童たちは大喜びです。それでも足りず、高校グラウンド下の桜並木の吹き溜まり落葉も掃除しました。
ほそごう学園児童「(落ち葉拾いに)出発するぞー!」(NPO法人トイボックス撮影)
近所の住民も一緒に掃除に取り組みました。箒で葉を落としてくれました。(ほそごう学園撮影)
意気揚々と児童たちが走り出しました。(NPO法人トイボックス撮影)
最終的に45㍑のゴミ袋に32杯分集まりました。(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
池田北高校に行き、掃除の続きをしました。(ほそごう学園撮影)
焼き芋の準備
それから池田北高校にて焼き芋を頂きます。ボーイスカウトから借りたドラム缶製の炉は2基。伏尾台安全パトロール隊の方に運んで頂きました。高校でも園芸高校から3基借りて頂きました。朝早く、園芸高校の校長先生自ら運んでくださったようです。
芋は約250個、池田北高校の教職員の方々が朝早くから洗って蒸してアルミホイル巻き。高校に着いたほそごう学園の児童もアルミホイル巻きを手伝いました。(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
池田北高校の先生方が大活躍!(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
住民もがんばって焼きました。(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
高校の先生方とコミュニティ推進協議会が一緒になって5基の炉で焼き開始です。薪・枯れ枝・木炭・豆炭に児童が集めて持ってきた落葉をたくさん加えて焼きました。
高校の野外ステージのスタンドは8段階段。小学生、高校生と交互に並び、お互いに名乗りあって着席。お互い未だ硬いようです。(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
ほそごう学園の児童代表の挨拶。(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
焼き芋が焼ける間に、伏尾台にお住いの大阪大学名誉教授の木下先生による「さつま芋とイチョウ」のお話し。先生は前々日に右足骨折、車椅子での奮闘です。奥さまが大きなボードをめくって紙芝居のご協力をしてくださいました。(伏尾台コミュニティ推進協議会撮影)
焼き芋の試食と「イチョウ並木」の愛称が決まりました。
木下先生の講演が終わったら、さぁ焼き芋の試食タイムの始まりです。教職員の方々が階段まで運び、その後は高校生が児童へ手渡し。初めは、ぎこちなさが見られましたが、少しづつ硬さも取れてきたようです。
そして次はイチョウ並木通りの愛称についてです。あらかじめ小学校の各4組にお願いし、用意して貰っていた名前が発表され、会場の拍手の多い「春夏秋冬の道」に決まりました。神戸のハンター坂のようになって行く日を夢見たいですね。
小学生、高校生、地域住民との交流
短時間ではありましたが、小学生と高校生の交流がそれぞれの気持ちの中でどう形をとって行くか楽しみです。小学生が引き上げるときには、高校生が3階の窓から手を振ってくれていました。こうした思いが広く伝わって行ってほしいと思います。みんなの笑顔に励まされた一日でした。
全員集合で記念写真(池田市政策広報課撮影)
追記
児童たちの希望に応え乍ら、コミュニティスクールの在り方を考え、こうした共同作業を通じて郷土愛を育む機会になればと思いました
これは地域住民の交流を促進し、地域ぐるみで子育て機運の醸成にもつながり、更にこうした行事の恒例化は手作りの独自文化を創って行くことにもなると期待されます。
昨年のほそごう学園と地域の共同作業(久安寺-伏尾台間の山道の清掃)に始まる伏尾台地域内の新しい交流は、お互いにいい刺激となり、いい地合い創りにもなり学園側の仕掛け作りに感謝しております。
また、焼き芋の場所に困っていたコミュニティ推進協議会に、グラウンドの提供を決断して下さった池田北高校の若林校長先生に深く感謝しております。