1. 地域の青パト大活躍

地域の青パト大活躍

2017年4月1日

地域の青パト大活躍

地域の青パト大活躍

(※この記事は、広報いけだ2012年2月号に掲載されたものを転載しています)

 伏尾台地区では、青パトを使った住民ボランティアによる安全パトロールが活発に行なわれ、地域コミュニティの向上に大きく貢献しているとのことです。この安全パトロール隊の現在の隊長 春山俊一さんに活動について伺いました。

 倉田前市長発案のもと、「自分たちの町は自分たちでつくろう」を合言葉に、全国初の試み「地域分権」が小学校区単位で推進されてきました。伏尾台地区では、初年度のテーマとして「青パト車による地域パトロール実施」を決め、平成20年9月より開始、現在にいたっています。活動の目的は、①子ども(特に小学生低学年)の登下校時の安全確保、②地域全体の防犯意識の向上です。
 実施に当たっては、「安全パトロール隊」への自主的な参加を地域住民に広く呼びかけ、隊員には、警察の青パト講習を受けていただきました。当初は35人でスタートした隊員も現在は74人と増え、小学校登校日の1日3回(朝・昼・晩)、それぞれ1時間の地域巡回を行なっています。隊員は働いている方・退職した方・主婦など様々で、伏尾台小学校の校長・教頭両先生も参加され、それぞれ忙しい中、「地域のため」という思いで協力していただいています。パトロールは、各隊員より申告された曜日・時間帯をもとに、無理なく各自の都合に合わせて作成される毎月のスケジュール表に従い運行されています。
 朝は、登校中の小学生に「おはようございます」と声をかけると、必ず「おはようございます」と明るく元気な声が返ってきます。昼は子どもたちの下校を見守りながら、スピーカーでメッセージを流して地域をくまなく巡回していますが、未就学の子どもからも声をかけられることも多く、青パトは地域に溶け込んだ愛される存在となっているようです。晩は、住宅地にスピーカーから流れる防犯のメッセージは、高齢家庭の方々に大きな安心を与えているようです。パトロールの効果でしょうか、近年の空き巣被害は激減しているとのことです。

 池田市内には、市による青パトが巡回していますが、住民による青パトで1日3回も巡回しているのは全国でも珍しいようです。これからも、みんなの力をあわせて明るいまちづくりに貢献していきたいとのことでした。


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